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30年前、勇者イオラの冒険にどれだけ夢中になったものか。
それはオレだけではないはず。日本中、いやいや、
世界中の人々がドラクエ3にどハマりしたのは紛れもない事実である。

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ディテールにまで拘った統一性のあるストーリーとその世界観は多くのファンを魅了した。
臨場感溢れるBGMと、可愛らしいキャラクターデザインも相性抜群。
世界中のファンを虜にしたのも納得のいくものだった。

中毒性のあるドラゴンクエスト3(以下ドラクエ3)というゲーム。

その冒険を進めていくと、途中で『ダーマ神殿』なるダンジョンが現れる。
その神殿は、確かバハラタの街の北にあったと記憶している。
『ダーマ神殿』は、ドラクエ3の物語を左右するとても大事なダンジョンであることは言うまでもない。

それはなぜなのか。
『ダーマ神殿』でパーティー(仲間)の職業を変えることができ、
主体的に冒険のストーリーを変化させていくことができるからだ。

戦士が魔法使いに。
武闘家が僧侶に。

という具合に。

レベル0からの修行の身になってはしまうが、
それでも転職ができる『ダーマ神殿』は、
プレイヤーに対し、希望の光を与えてくれる魅力的なダンジョンそのものだったのだ。

そこでは、僧侶と魔法使いの両刀使いの賢者なる職業も選べた。
役に立たないどころか足を引っ張ってばかりの、
レベル20に達した遊び人を賢者にした時の達成感ときたら。
半ば、ゲームをクリアしたかのような喜びに包まれたのを思い出す。

30年前のゲームの世界で、勇者イオラが大活躍。
仲間も転職をしたこともあって、勇者イオラとともに、
世界平和を守ったと世界中に名前が轟かせたのだった。
そう、それは冒険の大成功を意味した。

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翻っていまのオレの人生はどうだろうか。
まさにいま、ドラクエ3で例えるのならば、
『ダーマ神殿』の前に佇んでいる状態なのだ。

ダーマ神殿

ノルマ地獄で過酷を極める金融リテール営業職で、
資産運用商品を販売する日々。

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世間はセキュリティ強化で訪問販売に対して拒絶反応を起こす時代だ。

「営業のための電話を掛けてくるんじゃない!こっちは用無しじゃ、ボケ!」

と怒られることも珍しくなくなった。

電話がダメなら直接行ってしまえと自宅を訪れる。
インターホンを押し、ドアを開けてくれるのを待つがこれまた冷たく門前払い。
お客様の顔を拝見することもままならないときている。

たまに商談ができたと思えばこう言われる始末だ。

「ネットで買ったほうが手数料が俄然安い。そっちで買うよ。」

…だとさ。

この3パターンの断り文句を聞く度に、
呪文イオラ(稲妻を起こして攻撃を加える呪文)でやっつけたくなる。
我々金融リテール営業職は、ザオラル(ドラクエの死人たちを復活させる呪文」)も
ベホマズン(体力を回復させる呪文)も効かないまさに絶滅危惧種なのだと実感している。

終身雇用制度も崩壊寸前。どんなご時世になろうとも、
結果を求められるのは社畜ソルジャー社員の宿命だ。
商売あがったりの、厳しいマーケット環境の中でデカいノルマという
途轍もない化け物に押し潰されそうになっている今日この頃。

根性論ではどうにもならない問題に直面しているのが現実である。
そんな化け物に潰されてからでは遅い、と判断し、
何かに転身すべく動いていくことこその重要性を感じている。

 

さあ、『ダーマ神殿』にきたぞ。遊び人が賢者になるべく望みを叶えてもらおう。
オレの人生は、旅の折り返し地点でもあるレベル20の段階にいるんだと思う。
そして怪我を何度もしながらもなんとか『ダーマ神殿』まで辿り着いたところと言えそうだ。

いままさに、電卓をペンに持ち替え、
物書として残りの人生を歩んでいこうと決意したのだった。

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