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「こんな会社辞めてやる!」

よく耳にするこのフレーズ。
まさかこのオレが言い放つとは想像だにしなかった。

退職願を背広の内ポケットに忍ばせ、
上司を閑散とした誰もいない会議室に呼び出した。
二人で使うには無駄に広い会議室には、
当然のことながら重苦しい空気が立ち込めている。

そんな中、なかなか退職を切り出せないオレがいるのであった。

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それも無理もない話だ。

後にも先にも引き帰すことができないことを意味する
退職願を提出しよう、というのだから。

いざそれを叩きつけるとなると、
胸が張り裂けんばかりに緊張するのは、
オレだけに当てはまる話ではない。

イオラ
おい、何を今更ビビってんだ!早く叩きつけてスッキリしちまえよ!

イオラ
これを出したら無職決定。これでホントにいいのかい?

複雑な感情が交錯し、少し戸惑いながら、

イオラ
これ、お願いします。

と意を決して上司にブツを手渡した。

はい、無職決定!!!!

Aloneman1

ロスジェネ世代に新たな無職の誕生である。
これには日本政府も頭を悩ますに違いない!

なぜだか、少しおとぼけてみる余裕はあるようだ。

 

「次は決まっているのか?書式、少し手直しが必要だからひとまず保留かな。
もう少しこっちでも調べてみるわ。」

と我が上司。

頭がキレ、尊敬する心優しき我が上司は嘘かホントか、
退職願を受理しないで保留にする理由を
無理やり見つけ出してたようにさえ見えた。

Boss1

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「今回の一件は確かに気の毒だった。気持ちはわかるが時間もある。
これを機会にもう少し考えてもいいんじゃないか。」

 

とオレが素直に受け入れやすいように配慮をしているのを感じ取れた。

イオラ
わかりました。そうします。ひとまず取り下げることにします。

牙を抜かれてしまったオレは完全に戦意喪失。
少し冷静になったオレに上司は続けた。

 

「こんなのもあるけどどう?」

 

うおおおお、なぜに!?昇進希望調書!?

 

退職をチラつかせているこの状況で、いまそれをこのオレに出すか!

やはりオレが一目置くだけの上司なだけある。完璧なカウンターアタックですわ。もはや敵いません。
すっかり気を良くした単細胞なオレは、
退職願を提出しようとしてたのが嘘かのように、
違うモチベーションに包まれたのだった。

 

終身雇用の雇用慣行が崩れつつある昨今、
中年サラリーマンを取り巻く雇用環境は著しく厳しいものになっている。

退職するにしても苦労。昇進するにしても苦労。

どっちに転んでも苦労をしていくのであるのなら、
そんなに慌てて答えを出す必要もあるまい。

人生は長い。ゆっくり歩んでいこうではないか。
年金制度が破綻しかかっている現代において、
一生働いていかなくてはならないわけだし。

でもオレは諦めんよ。そんな中でも、totoBIGでも一丁当てて、
社畜人生に一石を投じる方法を模索してやる。

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