
こんばんは。フリーライターの中村イオラです。
皆さん、観ましたか、
リオ五輪バドミントン女子ダブルス準決勝 高橋・松友VS韓国ペア。
世界ランキング5位の韓国ペアは強打と粘り強いレシーブ力で、世界ランク1位の高橋・松友ペアに喰らい付いたましたが、それに焦れることなく勝負どころで抜け出して試合を決めてました。
連続失点しない精神的な安定感というか地力というか、そういったものを見て取れましたね。
高橋・松友の素晴らしいところはダブルスとしてよく調和されてて、バランスが取れているところだと思うのです。
高橋の後衛から気持ちよく打てるのは、前衛で松友が細かい技術を発揮して、スマッシュを打ちやすい球が上がってくるように配球してるからなんであります。
松友が得意の前衛で活きているのは高橋の強打がと安定したレシーブ力があるからと言える。
つまり、お互いの得意不得意を上手にカバーしあえているところがダブルスとしての完成度が高いところなんですよね。
高橋・松友ペアの魅力は強いところだけじゃないんです。
世界ランク1位としての貫禄がありながら、大和撫子らしい立ち振り舞いがまた素敵だったりする。試合中の物静かさ、時より見せるクールな笑顔は、力まさりが多いバドミントン女性アスリートでは少し異質かもしれない。
それでいて強かったりするから見てて誇らしいし気持ちよくなりますよね。
さあ、次はいよいよ決勝戦。世界ランク2位の中国ペアか6位のデンマークペアの勝者と対戦。
ここまできたら自分たちの持てる力を出し切って、悔いが残らないように戦いきって欲しいね。
それさえ出来れば、金メダルに格段に近づくと思うわけです。
負けてもいい。思い切りチャレンジし、決勝戦を楽しんで頂きたいものです。気負わず平常心でいつも通りのプレーを心掛けられれば、おのずと結果は付いてくると思われる。
頑張れ、高橋・松友!