どうやら「スポーツ専門指導員(仮)」なる新しい国家資格が出来そうです。

 

こんにちは。

へっぽこフリーライターで、スポーツの指導者もしていた中村イオラです。

 

すっかり暑くなってきた今日この頃だと思いきや、急激に冷え込んだりして体調を整えるのが大変な日々を過ごしておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

よく寝て、よく食べて、適度な運動をすることが大事になってくると思い、ランニングを再開させようと思っておったところにこんなニュースが飛び込んできました。

部活指導者:国家資格、自民が検討 外部人材登用狙う - 毎日新聞
 学校の部活動や地域スポーツの活性化のため、指導者の国家資格を創設する構想が浮上している。自民党が14日、スポーツ立国調査会内に地域スポーツのあり方を検討す...

 

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ムムム。これは俺の時代がようやく到来するかもしれませんよ。

人「あなたの職業なんですか?」

俺「スポーツコーチです。」

と言える日がいよいよくるかもしれないと思うと胸熱です。

 

この「スポーツ専門指導員(仮)」なる国家資格ができるとどういった効果が見込めるのでしょうか。

一つ一つ見ていきましょう。

生徒がスポーツの専門家の正しい指導を受けられる。

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学校の部活の問題点は、先生が片手間で部活の指導に当たる点だと思ってます。指導するスポーツの経験がなかったりした先生が、そのスポーツを指導をしたりするから、生徒も不幸でなりません。

専門家からしっかり教わる環境を整えることができることを考えると、競技経験豊富な外部コーチを積極採用すること以外に道はありません。

今まで中途半端な立場だった外部コーチを国家資格化することでプロ意識を持たせ、指導力と安全性を担保できるのではないか、と考えます。

 

教員の労働負担を軽減できる。

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雀の涙ほどの報酬で、土日祝日も部活動に顔を出さなくてはいけない今の現状は、教員の重労働の一つとして問題視されていることは知られている通りです。

平日も当たり前のように放課後は部活動で拘束され、長時間労働を余儀無くされていることを考えると、不憫でなりません。

その問題点を改善できるとすれば、やはり外部コーチを積極的に利用するしかないと考えております。

そもそも教員は、勉学を教えることを生業としている訳で、部活動の指導をすることではありません。

そろそろ部活動と学校生活を分ける時期が来ているのかもしれません。

顧問異動による指導者不足などでの部の廃部を回避できる。

指導者が教員だと、その教員が異動になったりするとその後の顧問がいなくなり、最悪廃部となるケースも少なくありませんでした。そこに残された生徒達にとってこんなに不幸なことはなかった訳ですが、地域に専属のコーチが配属となれば、継続的な指導が可能となるので、そういった心配はなくなることが期待できます。

また、指導も継続的なものになっていくので、同じ指導者から長い期間指導が受けられるといったメリットもあります。

中学、高校、大学と、学校単位で違う指導者にあたり、その都度違和感を感じていた生徒たちから無駄な負担を取り除くことも可能になってくることでしょう。

トップ選手のセカンドキャリアの受け皿として期待がかかる。

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トップ選手のセカンドキャリア問題もかなり深刻です。

スポーツばかり一所懸命取り組んで来たものの、引退後は当然そのスポーツでは食べていけず、結果として社会に順応しきれず、苦労をするスポーツ選手を数多く見て来ました。

そんなトップ選手の雇用の受け皿として、国家資格を用意して指導者としての道も拓けているのであれば、トップ選手のセカンドキャリア問題にも風穴を開けられるかもしれません。

外部指導者が国家資格化することで、現役トップ選手が、引退後の心配をすることなく、現役時代に競技に打ち込める環境を整えられる可能性を見いだせるのは間違いないでしょう。

スポーツ専門指導員(仮)の課題と提言

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国家資格化して喜んでばかりもいられません。いくら資格化したとしても、食べていけなくては意味がありません。スポーツ専門指導員(仮)になる人にも生活があります。部活動を雀の涙ほどの報酬で見てた教員と変わらない報酬で迎えようというのではムシが良すぎます。

彼らもあらゆるものを犠牲にし、命がけで技術と経験を身に付けて来ました。それらを無償に近い報酬で、ボランティアに近い精神でその職業に就かせるのはあまりにも夢がありませんし、トップ選手として活躍してきた彼らに失礼だと言わざるを得ません。

部活だけの指導であるのならば、予算的にも低報酬にならざるを得ないかもしれません。

例えばこういうのはどうでしょう。

学校の部活動の域を脱し、地域総合スポーツクラブ化してそこのコーチをさせるのです。

部活以外では、おじいちゃんおばあちゃんの指導にあたります。

医療費高騰が問題になっている現状において、予防医学の観点からも意義はあると思います。

そして夕方からは従来通り中学、高校生の希望者の指導にあたると。

やることは色々あるわけなので、職業として十分に成り立つと考えています。

まとめ

教員の負担を軽減でき、生徒に専門的な指導もできる。更に言えば、「スポーツコーチ」という新しい職業を創出でき新たな雇用を創出できることを考えればこんなに良いことはありません。

あとは予算をどのように捻出してくるのか、地域スポーツへの移行がスムーズにできるのかが課題になってくることでしょう。